錦帯橋ー日本を代表するアーチ形の木造橋に魅了される
今日紹介する旅先は・・・
錦帯橋とその周辺
錦帯橋は、岩国市の錦(にしき)川にかかる5連の木造の橋です。その内、中央3連は迫持式(せりもちしき)といわれるアーチ構造となっています。世界的にも珍しい構造の橋です。
その他、周辺には、白蛇や鵜を見ることができる施設があります。
では早速見ていきましょう!
*英語版はこちら(English version):https://mariotti-travel.blogspot.com/2021/03/kintaikyo-bridgeone-of-most-famous.html
山口県岩国市へは、新幹線の新岩国駅や、山陽本線の岩国駅、岩国錦帯橋空港などからアクセスできます。詳しくはこちら
錦帯橋とその周辺にはいくつか見る場所がありますが、ここだけなら半日ほどで見て回ることができます。
私の場合は、岩国駅からバスで向かいました。
バスを降りてすぐ橋が見えました!
「1673年、岩国第三代藩主の吉川広嘉が錦帯橋を架けましたが、残念ながらすぐに流失しました。
しかし改良を加えて翌年再建された錦帯橋は、1950年9月にキジア台風による洪水で流失するまで276年の間、架替えを繰り返しながら威容を保ちました。流失後、鉄筋コンクリートで再建という意見もありましたが、市民の強い要望により、1953年に再度、木造の錦帯橋として再建されました。
平成13年度(2001)から平成15年度(2004)にかけて、劣化した木造部分を架け替える「平成の架替事業」を行い2004年3月、装いを新たに完成し、訪れる人を魅了し続けています。」
錦帯橋の長さは、橋面に沿って210メートル、直線で 193.3メートル、幅は5メートル、橋台の高さは6.6メートルです。
実際に渡ると、向かい側が見えないほど急な橋であることが分かります。
錦帯橋から歩いて十分ほど歩いたところにあるのが鵜(う)の里という施設です
鵜飼は、日本最古の歴史書「古事記」にも記載があるほど歴史が古く、鵜匠が手縄を使って鵜を操り、篝火のもとで鮎を獲る漁法です。
「錦帯橋のう飼」は、約400年前の江戸時代には錦帯橋のそばで行われていたそうで、現在は毎年6月1日から9月10日に伝統行事として行われています。
鵜の里から歩いてすぐのところには白蛇の館というミュージアムもあります。
なぜ岩国にシロヘビが?
「シロヘビがいつ誕生したのかは、定かではありませんが、江戸時代に米作りが盛んになったことが関係していると考えられています。約400年前の関ヶ原の戦いの後、岩国に移封された吉川広家公は錦見(岩国市)一帯で米作りを推進しました。その米倉で、ネズミをエサにするアオダイショウが突然変異により、色素細胞のない種(アルビノ)が生まれるようになったのではないかといわれています。この神秘的なシロヘビは、「幸運を呼ぶ家の守り神」「神様の使い」として人々に大切に保護されました。」
館内には赤い目をした本物のシロヘビが! |
威厳も感じられて、どこかかっこいい! |
この白蛇は国の天然記念物にも指定されていますが、世界的にもとても珍しい蛇らしいです。というのも、通常アルビノは一個体に起こっても遺伝的に受け継がれることはないのですが、岩国の白蛇の場合その特徴を代々受け継いでいるんだとか。興味深いですね!
「シロヘビの館」の近くには、岩国城行きのロープウェイの入口が。時間の関係で行けなかったのですが、山の上の岩国城が雲の間からうっすら見えました!
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